工事種類の用語集
電気・給排水・空調・消防など、工事の種類に関する用語と関連する概念を紹介します。
電気工事
でんきこうじ電気工事とは、建物や設備に電気を供給するための配線・配管・機器設置を行う工事です。受変電設備から屋内配線、照明・コンセント・動力機器の設置までを含みます。感電や火災の危険を伴うため、電気工事士などの資格を持つ者が施工します。
内線工事
ないせんこうじ内線工事とは、建物の引込口から屋内側の配線・分電盤・照明・コンセントなどを施工する電気工事です。一般住宅から工場まで対象は幅広く、電気工事のなかで最も件数が多い分野のひとつです。
外線工事
がいせんこうじ外線工事とは、電柱から建物の引込口までなど、屋外の電線路を施工する電気工事です。高所作業や電力会社との調整を伴い、内線工事とは求められる技能や安全対策が異なります。
弱電工事
じゃくでんこうじ弱電工事とは、電話・LAN・インターホン・防犯カメラ・火災報知設備など、比較的低い電圧で情報や信号を扱う設備の工事です。電力を供給する強電工事に対する呼称で、近年はネットワーク配線の需要が増えています。
動力工事
どうりょくこうじ動力工事とは、業務用エアコン・ポンプ・生産設備など、三相200Vなどの動力電源を必要とする機器への電気工事です。単相の一般電灯回路とは別系統で施工し、機器の容量に応じたブレーカーや配線の選定が必要になります。
管工事
かんこうじ管工事とは、冷暖房・空調・給排水・ガスなどの配管および関連機器を設置する工事の総称です。建設業許可の業種区分のひとつでもあり、給排水衛生設備工事や空調工事はこの管工事に含まれます。
給排水衛生設備工事
きゅうはいすいえいせいせつびこうじ給排水衛生設備工事とは、上水を建物内に供給し、使用後の排水を屋外へ流すための配管・機器を施工する工事です。給水管・給湯管・排水管の敷設、便器や洗面器などの衛生器具の設置、受水槽やポンプの設置などを含みます。
給水装置工事
きゅうすいそうちこうじ給水装置工事とは、配水管から分岐して蛇口までをつなぐ給水装置を設置・変更する工事です。水道法にもとづき、原則として各水道事業者の指定を受けた指定給水装置工事事業者が、選任した給水装置工事主任技術者による技術上の管理のもとで施工します。単独水栓の取替えなどの軽微な変更には例外があります。
排水設備工事
はいすいせつびこうじ排水設備工事とは、建物から出る汚水・雑排水を公共下水道へ流すための排水管・ますなどを設置する工事です。各自治体の下水道条例にもとづき、指定を受けた排水設備指定工事店が施工します。
空調工事
くうちょうこうじ空調工事とは、冷暖房や換気により室内の温度・湿度・空気質を調整する設備を施工する工事です。エアコンなどの空調機器の設置、冷媒配管やドレン配管の敷設、ダクトの施工などを含みます。
ダクト工事
ダクトこうじダクト工事とは、空調や換気で空気を送るための風道(ダクト)を製作・設置する工事です。亜鉛鉄板などを加工して現場に合わせた形状に組み立てます。天井裏の限られた空間で配管や配線と干渉しないよう納まりの検討が重要です。
換気設備工事
かんきせつびこうじ換気設備工事とは、室内の空気を入れ替えるための換気扇・給排気口・ダクトなどを設置する工事です。建築基準法に基づくシックハウス対策として、居室を有する建築物では、原則として機械換気設備の設置が必要とされています。
消防設備工事
しょうぼうせつびこうじ消防設備工事とは、火災報知設備・スプリンクラー・消火栓・避難設備など、消防用設備等を設置・改修する工事です。消防法令上の工事整備対象設備等に該当する工事は、設備の種類・区分に応じた甲種消防設備士が行います。工事内容に応じて、着工前の届出や設置後の検査が必要になります。
太陽光発電設備工事
たいようこうはつでんせつびこうじ太陽光発電設備工事とは、太陽電池モジュール・パワーコンディショナ・接続箱などを設置し、発電した電気を建物内で使用または売電できるようにする工事です。屋根への架台設置と電気工事の双方の知識が必要になります。



