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用語集

CAD・図面作成の用語集

CADの種類・機能・ファイル形式や、図面の種類・表現方法に関する用語をわかりやすく解説します。

CAD

キャド

CAD(Computer Aided Design/コンピュータ支援設計)とは、コンピュータ上で図面や設計データを作成・編集する技術およびソフトウェアの総称です。建設業・設備工事業では、平面図・立面図・設備図などの作図に用いられ、手書き製図に比べて修正・再利用・共有が容易になります。

JWCAD

ジェイダブリューキャド

JWCAD(Jw_cad)とは、Windowsで動作する無料の2次元汎用CADソフトです。平面図・立面図・設備図など多彩な図面を作成でき、建設・電気・水道・空調・設備工事など幅広い業種で利用される、日本国内で最も普及したCADソフトのひとつです。

2次元CAD

にじげんキャド

2次元CADとは、平面上で線、円、文字、寸法などを用いて図面を作成するCADです。平面図・立面図・断面図・配線図などの作成に適しており、建設業や設備工事業では現在も広く利用されています。

上位概念:CAD下位概念:JWCAD関連用語:3次元CAD

汎用CAD

はんようキャド

汎用CADとは、建築・機械・電気など特定の業種に限定されず、幅広い分野で利用できるCADです。基本的な作図機能を中心に備え、利用者がレイヤーや記号、設定を工夫してさまざまな図面を作成します。

上位概念:CAD下位概念:JWCAD関連用語:専用CAD関連記事:日本で使用されている汎用CADとは?

専用CAD

せんようキャド

専用CADとは、電気・水道・空調など特定の業種や業務に合わせて設計されたCADです。専門的な記号や部材データ、図面作成の自動化機能などを備え、業界固有の作業を効率化できる点が特徴です。

3次元CAD

さんじげんキャド

3次元CADとは、幅・奥行き・高さを持つ立体形状としてモデルを作成するCADです。あらゆる方向から形状を確認でき、部材同士の干渉チェックや、モデルからの断面図・数量の自動抽出が行えます。一方、BIMでは、3次元形状だけでなく、部材の仕様や数量などの属性情報も扱います。設備工事の現場では、平面図をもとにした2次元CADも広く利用されています。

上位概念:CAD関連用語:2次元CADBIMCIM

レイヤー

レイヤー

レイヤーとは、図面を複数の階層に分けて管理するCADの機能です。透明なフィルムを重ねるように、躯体・給水配管・電気配線などの要素をそれぞれ別の階層に描き分けます。特定の階層だけを表示・非表示にしたり、編集を禁止したりできるため、関係のない部分を誤って変更するリスクを減らせます。

DXF

ディーエックスエフ

DXF(Drawing Exchange Format)とは、異なるCADソフト間で図面データをやり取りするために使われるファイル形式です。オートデスク社がAutoCAD用に策定した形式ですが、現在は多くのCADが読み書きに対応しており、事実上の共通フォーマットとして扱われています。ただし変換時に線種や文字の体裁が崩れる場合があるため、取り込み後の確認が必要です。

JWW

ジェイダブリューダブリュー

JWWとは、JWCAD(Jw_cad)で図面を保存する際の標準ファイル形式および拡張子(.jww)です。JWCAD固有の形式のため他のCADでそのまま開けないことが多く、社外とデータをやり取りする場合はDXF形式に変換するのが一般的です。

BIM

ビム

BIM(Building Information Modeling)とは、建物の3次元形状に加えて、部材の仕様・数量・コストなどの情報を持たせたモデルを作り、設計から施工・維持管理まで一貫して活用する手法です。モデルから数量を自動集計できるため、積算の精度向上にもつながります。設備分野ではダクトや配管の干渉チェックに活用されます。

CIM

シム

CIMとは、土木工事に関する3次元モデルに属性情報を付与し、調査・設計・施工・維持管理の各段階で共有・活用する取り組みです。現在は建築分野のBIMと合わせて「BIM/CIM」と呼ばれ、建設生産・管理の効率化や高度化を目的として活用されています。

関連用語:3次元CADBIM

図面

ずめん

図面とは、建物や設備の形状・寸法・仕様を、決められた記号と縮尺で図として表した書類です。設計者の意図を施工者に正確に伝える役割を持ち、工事の根拠となります。建設・設備工事では平面図・立面図・断面図・系統図などを組み合わせて工事内容を表現します。

平面図

へいめんず

平面図とは、建物を一定の高さで水平に切断し、真上から見下ろした状態を表した図面です。部屋の配置・寸法・建具の位置などが分かり、設備工事では配管や配線のルートを記入する基本図面として使われます。

立面図

りつめんず

立面図とは、建物を横から見た外観を表した図面です。東西南北の各方向から見た形状・高さ・開口部の位置などを示し、外部に設置する機器や配管の納まりを確認する際に用います。

断面図

だんめんず

断面図とは、建物や構造物を垂直に切断した断面を表した図面です。階高・天井裏の寸法・床下の空間などが分かるため、配管やダクトを通せるかどうかを判断する際に欠かせません。

上位概念:図面関連用語:平面図立面図縮尺寸法線

系統図

けいとうず

系統図とは、給排水・電気・空調などの設備が、どこからどこへどうつながっているかを系統として表した図面です。実際の寸法や位置ではなく接続関係を示すもので、配管の口径や機器の容量を確認する際に用います。

上位概念:図面関連用語:単線図複線図

縮尺

しゅくしゃく

縮尺とは、実際の寸法に対して図面上でどれだけ縮めて描くかの比率です。1/50、1/100のように表し、分母が大きいほど広い範囲を小さく描きます。CADでは1枚の図面内でレイヤーグループごとに異なる縮尺を設定できます。

寸法線

すんぽうせん

寸法線とは、部材や空間の長さ・高さ・間隔などを図面上に示す線と数値です。両端に矢印や点を付けて計測範囲を示します。寸法の記入漏れや誤りは施工ミスに直結するため、作図時の確認が重要です。

単線図

たんせんず

単線図とは、電気配線を1本の線で簡略化して表した図面です。どの機器がどの回路につながるかという系統を把握しやすい一方、実際の電線の本数は分かりません。設計の初期段階や全体構成の確認に用います。

関連用語:系統図複線図

複線図

ふくせんず

複線図とは、電気配線を実際の電線の本数どおりに描いた図面です。単線図では省略される結線の詳細が分かるため、現場での施工や電気工事士試験の実技で用いられます。

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