plusCADの導入でビジネスが軌道に乗っているから十分元は取ったよね。
導入の目的/課題
- みんなが図面を書き、設計段階で電気・水道設備の情報共有が出来る環境づくり
導入効果
- 各担当が図面を元にダイレクトにやり取りできて、速度とクオリティがあがった
導入の前のお悩みは?
実はいいCADシステムを入れなきゃいけないなと思って6〜7年導入を考えてたの。
直接的にはコロナで補助金がいっぱい出るようになったのがきっかけ。
それまでは一人でJwCADで描いてたんだけど、図面が必要な案件が30件とか35件とかあるともちろん書ききれないじゃん?みんなが書けるようにならなきゃ仕事って伸びないから、どうしたいいのか悩んでいましたね。
JwCADをお使いの当時は具体的にどんなお悩みがありましたか?
電気屋さんとか水道設備屋さんは、部材が落としてある図面をCAD化して、それを修正すればいい訳ですよ。
それが自分のところでは建築があって最低でも平面図がないと、お客さんとの打ち合わせができないじゃないですか?
じゃあここからここまで増改築やりましょうねって。
そこに当然、設備図、電気図が絡んできます。製図する時間が間に合わなくて悩んでいましたね。
やっぱりJwCADを教えるとかっていうのは難しいですか?
難しいよ。スピード感も必要だったし、操作が多いから効率悪いじゃん。
結局、昼間職人さんたちは現場に出てるじゃないですか?僕は事務所にいて作業してるけど、タイムラグができちゃうわけで。
今日僕が平面図作ります、例えばJwCADで作ります、うちの若い子たちはJwCADを使えないから、赤書きで修正を書き入れます、それを翌朝僕が見ます、直します。
この作業になっちゃうわけさ。
誰がやってもできるっていうことが一番必要だったから。
結局それを突き詰めてくとプラスバイプラスしかなかったわけ。
やっぱり簡単で、簡略化されてるよね。ここでピッピッてやったらもう部屋できますよみたいな。
割り付けとか、壁面貼付コンセントの貼り付けとかね。そもそもJWで図面書いてる人はみんなきっとそう思うよね。
導入されて、会社の雰囲気やお仕事に違いは生まれましたか?
そりゃ生まれますよ。今まで現場にいて設計してないんだから。
それを自分で作る、自分で実際に作る前に図面を描くって、結構崇高なことなんですよ。
僕らの世界の人たちは現場はできるけど図面描けないって人いっぱいいるでしょ。
それが書けるようになる訳だから、頼まれる。
「ちょっと悪いけど図面書いてくれないかな?」ってなるじゃんね。
もちろん「いいですよ」ってなる訳で。彼らは直接的になんか売ってくれる訳じゃないけど、間接的に営業してくれてる訳ですよ。
いいですよって言われれば、書いたものは人には頼まないじゃん。
そういう風になってくるわけね。
「もう元取ったわ」とおっしゃって頂きましたが、どこで元を取って頂けました?
今空調と換気の補助金やってんのね。
要はお客さんに補助金をとってもらって、うちで仕事させてもらうっていうタイプです。
例えば古い設備をとにかく低コストで改修できるっていう補助金なんですよね。
今までは、それで3回図面描くしかない。まず計画。一番最初の採択用の図面。
で、この採択された後にその計画で本当にいいのかっていう交付の図面。
それで終わって、実際実績どうなったのっていうこの実績の図面。
この3つ書かなきゃいけないわけ。
同じ1件に対して空調、換気と照明と三つだから3×3=9枚は最低書かなきゃいけないわけですよね。
で多分、僕が一人でこれは管理しきれない。
一人じゃもうぐちゃぐちゃになっちゃって40件分の図面は書けないもん。
だからとにかく中身の設計、実施設計とかその電力設計っていうのは俺がやるから、図面だけ書いてくれっていうことにしたわけ。
うちの場合は1人の社員でほとんど全部書いてるから。
元取ったでしょ。それはビジネスモデルにちゃんと乗せられてるということですね。
未来のプラスCADのユーザ様に一言いただけますか?
時間のラグが経てば経つほど、「早くやっとけばよかった・・」って案件が増えるわけじゃないですか。
だからなるべく早めに導入した方が、すごく効率も良くなるんじゃないかなと思うんですけどね。
なるべく早めに一歩進んだ方がいいじゃないですかってことです。