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  • 2024年07月30日

JWCADで図形拡大や線伸縮のやり方は?基本操作から応用動作まで解説!

Jwcadに関する知識
JWCADで図形拡大や線伸縮のやり方は?基本操作から応用動作まで解説!

パソコンのどんなソフトを使っていても、図形を扱う作業をしていれば「図形拡大」が必要になるケースは多くあります。
そして、これは特に基本的な動作のため、一般的なソフトでは簡単にできるものです。
しかし、JWCADではこの操作が少々難しく、拡大作業ができずに作業が止まってしまうことも少なくありません。
基本的な動作だけに、できないとフラストレーションが溜まることもあるでしょう。
JWCADを使う人がそのようなトラブルに陥らないよう、ここでは図形拡大の基本操作と発展的な操作を解説します。

図形拡大の方法

JWCADを使った図形の拡大方法は、ポイントさえ覚えてしまえば難しいことはありません。ここでは、JWCADを使って図形を拡大するための基本操作と便利なショートカットキーについて解説します。
 

図形拡大は複写コマンドの倍率指定で行う

JWCADで図形を拡大するには、複写コマンドを使います。
JWCADには、ペイントやワードのような拡大縮小のコマンドがありません。
そのため、「複写した図形の倍率を変える」という方法で拡大をします。
拡大前と拡大後の2つの図形ができるため、拡大前の図形は不要であれば削除しましょう。

複写コマンドはメニューバーの「編集(E)」から「図形複写(Z)」で呼び出します。
あるいは、ツールバーの「複写」をクリックするか、クロックメニューの左ドラッグAM7時、右ドラッグAM7時で呼び出しましょう。
クロックメニューのコマンドは左右ドラッグで異なることが多いものです。

複写は利用頻度が多いこともあり、左右ドラッグともに「AM7時は複写」となっています。
複写コマンドを呼び出したら、拡大する図形を選択しましょう。
これは範囲選択用の長方形によって行います。
長方形で範囲選択をする方法は、ペイントやワードなどのソフトでも採用されている動作であるため、要領も比較的理解しやすいでしょう。
拡大したい図形が入るように選択範囲を指定したら、次は倍率を変更します。
範囲を指定した時点で、画面上部のコントロールバーに「倍率」という項目があるので、その数値を指定しましょう。
数値は「横,縦」で入力します。
たとえば、「横を3倍で縦を2倍にしたい」という場合の入力値は「3,2」です。両方2倍にしたい場合は「2,2」と入力しましょう。

 

図形拡大での基準点変更は必要?

JWCADで図形を拡大する方法を調べていると、解説の中で「基準点を変更する」という動作が登場することがしばしばあります。
しかし、通常の拡大ではこの動作は不要です。

後述する「他の図形と同じサイズに拡大する」などのケースで必要になります。
JWCADでも他のパソコンソフトでも、図形の基準点は中央に設定されていることがほとんどです。
ペイントやワードなどのソフトで図形を動かしてみるとわかりますが、マウスカーソルが図形の中央に位置しています。
これを「図形の左上」などに変更するのが、基準点変更の作業です。

たとえば、四角形をT字の垂直線の交点にピタリと当てはめたい場合は、四角形の左上か右上を基準点にする方があわせやすいでしょう。
拡大したあとで上記のような移動をする場合は、基準点の変更も同時に行うことがあります。
しかし、単純に拡大するだけの場合、基準点の変更は通常必要ありません。

 

他の図形とサイズをそろえて拡大するやり方

図形を拡大するとき「この図形と同じサイズでそろえたい」というときもあるでしょう。
縦横とも同じサイズなら、その既存の図形を複写すれば済みます。
しかし、たとえば、「縦の長さだけそろえたい」ということもあるでしょう。
「長方形の高さを隣の正方形とあわせたい」などのケースです。
このようなケースでは、拡大作業の途中で「両者のそろえる部分を選ぶ」ことで、そろえられます。

最初に複写コマンドを呼び出して、拡大したい図形を範囲選択によって指定する流れは同じです。
違いは、選択したあとでコントロールバーに表示されている「基準点変更」のボタンを押すことです。
ここから、「両者のサイズをあわせる部分を選ぶ」作業に入ります。

まず、拡大したい図形の方で基準点の1点目を指定しましょう。
次にコントロールバーの「マウス倍率→作図属性」の順にクリックし、「マウス倍率のときXY等倍」にチェックを入れます。
次に基準点の2点目をクリックすれば、拡大する図形の方は設定完了です。
あとは、サイズをあわせたい図形で2つの点をクリックします。
上にあげた例の正方形でいうなら「高さ」に当たる辺の2点です。
このような流れで、一部分だけの長さを他の図形とあわせながらの図形拡大ができます。

 

キーボードのショートカットによる図形拡大の方法

図形拡大を含めたJWCADのコマンドは、キーボードのショートカットから呼び出すこともできます。
図形拡大のコマンドはここまで述べた通り「複写」ですが、複写のショートカットキーはCです。
パソコン全体の操作でもコピーはCtrl+Cなので、これは覚えやすいでしょう。

JWCADのショートカットキーはカスタマイズも可能です。
カスタマイズをする場合は、メニューバーの「設定→基本設定→AUTO KEY」の順番にクリックします。
キーの割り振り画面が開かれ、A~ZとF2~F9などの項目が並んでいるのがわかるでしょう。
それらの中で複写のショートカットに設定したいキーを決め、隣の入力欄に「16」と入力します。
複写以外の機能を割り振る場合も、それぞれに決められている数字を入力することで可能です。

各機能の数字は入力欄の下にある「コマンド一覧」という部分に書かれています。
作業の内容によってはマウスを使う方が早いこともありますが、ショートカットキーを使う方が早いことも少なくありません。
どんなケースでもより効率的なやり方を選択できるよう、ショートカットキーからの図形拡大の方法も覚えておくといいでしょう。

 

伸縮コマンドを使って線を指定した長さに伸縮する方法

線や円弧を指定した長さに伸縮させるためには「伸縮」コマンドを使います。作図した図面の修正や調整をするために便利な機能なので、使いこなせるようになりましょう。
 

まずは線を伸ばす方法から解説します。メニューバーの「編集」から「伸縮」を選ぶか、左側にあるツールバーから「伸縮」コマンドを実行させ、伸ばしたい線を左クリックすると仮点が表示されます。
そして線を伸ばしたい位置にマウスポインタを動かし、左クリックを押すと線が延長します。
このとき、マウスポインタは線の延長線上にある必要はなく、ズレていても問題ありません。
 

次に解説するのは線を縮める方法です。先ほどと同様に「伸縮」コマンドを実行し、縮めたい線の上で左クリックすると仮点が表示されます。線を縮めたい位置で左クリックをすると、指定した位置から端点までの線が消えます。
 

また伸縮コマンドでは、指定した線との交点までピッタリとつなげることも可能です。たとえば、すでに引いてある垂直線に水平線をつなげたい場合、基準となる垂直線を右ダブルクリックします。
垂直線の色が変わったのを確認し、水平線を左クリックすると完成です。交点でピッタリと止まるので、余分な線を消す手間もありません。
すでに描いた線が交点をはみ出している場合は、基準となる線を右ダブルクリックし、残したいほうの線を左クリックします。
はみ出している線が消え、交点がきれいに表示されます。
 

自身の専門ジャンルに特化したCADソフトを導入するのがベター

JWCADは大変すぐれたフリーソフトですが、初心者には使いづらいと感じる部分も少なくありません。
特にペイントやワードでは基本的なコマンドである「拡大縮小」がないことには、戸惑う人も少なくないでしょう。

電気・水道工事のプロがJWCADをマスターすることは、会社の経営者が「自社のホームページを作るためにhtml文法をマスターする」ということに似ています。
Web制作会社なら、それが事業の発展につながることもあるでしょう。
しかし、製造業などの経営者であれば、明らかにピントが外れた努力といえます。
ここまでピント外れでなくても、工事業者がJWCADのマスターに四苦八苦することは、本質的には同じことといえるでしょう。

JWCADが登場した1997年当時と違い、現代では電気工事や水道工事などの各ジャンルに特化したCADソフトが販売されています。
それらのソフトを使い、パソコン操作にかける時間と労力を極力少なくすることが、電気や水道のプロとして正しい姿勢といえるでしょう。
プラスバイプラスのCADソフト「plusCAD水道V」、「plusCAD電気α」なら、それぞれのジャンルの図面作成に特化した機能が豊富に搭載されています。
CADソフトだけなく、パソコン自体に慣れていない人でも、すぐにクオリティの高い図面を短時間で作成できるようになるでしょう。
図面作成やCADの導入で課題を抱えている場合は、
一度「plusCAD電気α」や「plusCAD水道V」、「plusCAD水道J」の機能をチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

Jwcadでの図形拡大や線の伸縮についてよくある質問

「伸縮」コマンドの使いどころは?

JWCADで作図をする際に、線が長すぎたり短すぎたりするなど思うように描けない人もいるでしょう。そのたびに書き直すのは効率が悪く、必要な線まで消してしまうリスクがある点も無視できません。「伸縮」コマンドを使うと、対象となる線を簡単に伸ばしたり縮めたりできるうえ、交点でピッタリ止めたい場合もマウス操作だけで完成します。作業を効率化するためにも「伸縮」コマンドを使いこなしましょう。
 

「伸縮」コマンドの基本的な操作方法を教えてください。

伸縮コマンドを実行するには、メニューバーの「編集」から「伸縮」を選ぶか、左側にあるツールバーから「伸縮」コマンドを呼び出します。伸ばしたい線を左クリックで指定したうえで、線を伸ばしたい位置で左クリックをすると線が延長します。線を縮めたい場合は、縮めたい線を指定したうえで縮めたい位置で左クリックをしてください。交点まで線を延長したい場合は、基準となる線を右ダブルクリックしたうえで延長したい線を左クリックするとつながります。
 

「伸縮」コマンドを使って効率良く作業する方法はありませんか?

伸縮をまとめて処理する方法をマスターしておくのがおすすめです。複数の線を基準線まで伸ばしたい、基準線を超えた線をまとめて消したい場合に重宝します。まず、伸縮コマンドを実行し、コントロールバーにある「一括処理」をクリックします。基準となる線を左クリックし、伸縮させたい線の始点と終点をそれぞれ左クリックで指定してください。線の色が変わっていることを確認し、コントロールバーの「処理実行」をクリックすると1回の操作で線の伸縮が完了します。
 

Jwcadで図形拡大をする方法

JWCADで図形を拡大するには、複写コマンドを使います。
JWCADには、ペイントやワードのような拡大縮小のコマンドがありません。
そのため、「複写した図形の倍率を変える」という方法で拡大をします。
拡大前と拡大後の2つの図形ができるため、拡大前の図形は不要であれば削除しましょう。

複写コマンドはメニューバーの「編集(E)」から「図形複写(Z)」で呼び出します。
あるいは、ツールバーの「複写」をクリックするか、クロックメニューの左ドラッグAM7時、右ドラッグAM7時で呼び出しましょう。
クロックメニューのコマンドは左右ドラッグで異なることが多いものです。

複写は利用頻度が多いこともあり、左右ドラッグともに「AM7時は複写」となっています。
複写コマンドを呼び出したら、拡大する図形を選択しましょう。
これは範囲選択用の長方形によって行います。
長方形で範囲選択をする方法は、ペイントやワードなどのソフトでも採用されている動作であるため、要領も比較的理解しやすいでしょう。
拡大したい図形が入るように選択範囲を指定したら、次は倍率を変更します。
範囲を指定した時点で、画面上部のコントロールバーに「倍率」という項目があるので、その数値を指定しましょう。
数値は「横,縦」で入力します。
たとえば、「横を3倍で縦を2倍にしたい」という場合の入力値は「3,2」です。両方2倍にしたい場合は「2,2」と入力しましょう。

 

図形拡大での基準点変更は必要?

JWCADで図形を拡大する方法を調べていると、解説の中で「基準点を変更する」という動作が登場することがしばしばあります。
しかし、通常の拡大ではこの動作は不要です。

後述する「他の図形と同じサイズに拡大する」などのケースで必要になります。
JWCADでも他のパソコンソフトでも、図形の基準点は中央に設定されていることがほとんどです。
ペイントやワードなどのソフトで図形を動かしてみるとわかりますが、マウスカーソルが図形の中央に位置しています。
これを「図形の左上」などに変更するのが、基準点変更の作業です。

たとえば、四角形をT字の垂直線の交点にピタリと当てはめたい場合は、四角形の左上か右上を基準点にする方があわせやすいでしょう。
拡大したあとで上記のような移動をする場合は、基準点の変更も同時に行うことがあります。
しかし、単純に拡大するだけの場合、基準点の変更は通常必要ありません。

 

Jwcadで他の図形とサイズをそろえて拡大するやり方

図形を拡大するとき「この図形と同じサイズでそろえたい」というときもあるでしょう。
縦横とも同じサイズなら、その既存の図形を複写すれば済みます。
しかし、たとえば、「縦の長さだけそろえたい」ということもあるでしょう。
「長方形の高さを隣の正方形とあわせたい」などのケースです。
このようなケースでは、拡大作業の途中で「両者のそろえる部分を選ぶ」ことで、そろえられます。

最初に複写コマンドを呼び出して、拡大したい図形を範囲選択によって指定する流れは同じです。
違いは、選択したあとでコントロールバーに表示されている「基準点変更」のボタンを押すことです。
ここから、「両者のサイズをあわせる部分を選ぶ」作業に入ります。

まず、拡大したい図形の方で基準点の1点目を指定しましょう。
次にコントロールバーの「マウス倍率→作図属性」の順にクリックし、「マウス倍率のときXY等倍」にチェックを入れます。
次に基準点の2点目をクリックすれば、拡大する図形の方は設定完了です。
あとは、サイズをあわせたい図形で2つの点をクリックします。
上にあげた例の正方形でいうなら「高さ」に当たる辺の2点です。
このような流れで、一部分だけの長さを他の図形とあわせながらの図形拡大ができます。

 

Jwcadでキーボードのショートカットによる図形拡大の方法

図形拡大を含めたJWCADのコマンドは、キーボードのショートカットから呼び出すこともできます。
図形拡大のコマンドはここまで述べた通り「複写」ですが、複写のショートカットキーはCです。
パソコン全体の操作でもコピーはCtrl+Cなので、これは覚えやすいでしょう。

JWCADのショートカットキーはカスタマイズも可能です。
カスタマイズをする場合は、メニューバーの「設定→基本設定→AUTO KEY」の順番にクリックします。
キーの割り振り画面が開かれ、A~ZとF2~F9などの項目が並んでいるのがわかるでしょう。
それらの中で複写のショートカットに設定したいキーを決め、隣の入力欄に「16」と入力します。
複写以外の機能を割り振る場合も、それぞれに決められている数字を入力することで可能です。

各機能の数字は入力欄の下にある「コマンド一覧」という部分に書かれています。
作業の内容によってはマウスを使う方が早いこともありますが、ショートカットキーを使う方が早いことも少なくありません。
どんなケースでもより効率的なやり方を選択できるよう、ショートカットキーからの図形拡大の方法も覚えておくといいでしょう。

 

 

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