- 2024年08月02日
シンボルも簡単に!電気CADを使って電気工事の図面作成をもっと便利にするススメ
電気工事の図面を作成するのに、コンピューターの扱いが苦手だからという理由で電気CADの導入をあきらめてはいませんか。また、すでに電気CADを導入しているが、その使い勝手の悪さに不満を抱いている人も多くみられます。電気CADは正しく選ぶことでコンピューターに詳しくなくてもお絵かき感覚で簡単に扱うことができ、お客様にとっても見やすい図面に仕上げることが可能です。ここでは、電気CADについて詳しく説明します。
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電気図面の重要な役割を果たす電気CAD
電気工事を行う際には、建築工事に入る前に施工会社から平面図をもらい、電気工事用の図面を作成します。その際に、オール電化にするのか、インターネットは光で引き込むのか、間接照明を重視するのかといったお客様の好みを配慮して作成する必要があります。建売住宅である場合には図面作成者の好みで図面を引くことができますが、注文住宅の場合にはお客様に図面の中で生活動線をイメージしてもらう必要があり、入居後に後悔されないためにもできるだけ具体的なイメージがつかめる図面を作成する必要があります。その失敗例として考えられるのは、コンセントの位置がベッドやソファの後ろに隠れてしまうことや、赤外線ヒーターやオイルヒーターなどのリビングでの使用でブレーカーが落ちてしまうこと、などが考えられます。図面を見た時点でお客様が家具の配置や、電子機器の使用場所がイメージしやすいように、業者が上手に導いてあげることが重要です。そのために見やすくわかりやすい図面は重要であるといえます。
手書き派の問題とCAD派の問題
電気工事の図面を手書きで作成している場合、その手間の多さに嫌気を感じている人も多いでしょう。
忙しいのでその手間は担当に任せたいけれども人手が不足している場合や、特に屋内工事の図面を作成している場合では手書きでの作成は非常に面倒です。一方で、すでにCADソフトを導入している場合でも、使用しているCADソフトの使いづらさに不満を感じている人もいるでしょう。紙図面が取り込めないソフトやPDFデータが開けないといったソフトでは仕事の効率は上がりません。
また、サポート対応が充実していないことや、土日や夜間にサポートが受けられないといった問題もあります。さらなる機能を充実させる場合に追加費用が発生するようなソフトは、コスト面でも負担を感じます。
しかし、電気CADには多くのメリットがあることを忘れてはいけません。もっと便利で快適なCADソフトに切り替えることがおすすめです。見やすくてきれいな電気図面はお客様にも喜ばれます。会社の信頼度が上がり、さらなる仕事の依頼にもつながるでしょう。
簡単操作で楽しく図面作成!
電気CADのメリットは「難しいことはソフトが自動で行う」、「クリック回数を極力少なく」という非常に簡単な操作ができる点にあります。車で言えばオートマ車のように操作は簡単で、自動化できるところは可能な限り自動化されています。複雑な操作をすることなく作図できるという優れものです。電気工事のみに特化したソフトを使うことで、電気の図面がより作りやすくプログラムされています。コンピューターが苦手な人にとっても扱いやすく、作業はほぼマウスのみで行えますので簡単です。間取りや設備の記号をお絵かきする感覚で設置していくだけで図面が出来上がります。文章や記号を追加する場合にもスタンプのように押していくだけですので非常に使いやすいでしょう。
手書きで作成しているのと変わらない、またはそれ以上の覚えやすさで、比べ物にならないほど早くきれいに、さらに楽しく図面作りができます。従来のソフトに使いにくさを感じている人はそういったソフトに乗り換えるのが仕事の効率を上げるためにもおすすめです。
電気CADなら図面以外にもこんな使用法が!
電気CADは簡単な操作でありながらも高機能であるため、業務がより効率化されます。手書き図面をスキャナーで取り込むことも可能で、スムーズな図面作りをサポートしてくれます。図面完成後にはワンタッチでの見積書の作成も可能です。
ほかにも値引き計算や請求書作成といったさまざまな機能が搭載されていますので、工事図面や見積書、請求書の作成も簡単に行えます。図面を作成するだけで見積りの自動作成ができる『連動見積書』や、図面や見積書から請求書を自動作成できる『連動請求書』は非常に便利です。配線の切断や、使用した配線の種別も自動で表記してくれます。金額調整や、値引き調整もワンタッチで行え、これまでかかっていた作業時間の大幅な短縮が可能です。
このように、電気CADの導入により、これまで手間がかかっていた作業を非常に簡単に行うことができ、作業時間も大幅に短縮されます。手書きの図面よりもお客様の理解度が高くなり、イメージのずれからくるミスも防げますのでお客様との信頼関係もアップします。また、すでに電気CADを導入している場合には、より使いやすいソフトが登場していますので乗り換えを検討するのもいいでしょう。電気工事に特化したソフトであるplusCAD電気αは、使いやすくておすすめです。